些細な事からでも発症すると言われている「うつ」の症状や治療法

副作用で考える

薬での治療では副作用が色々とある

うつ病の症状は脳の働きが関係していて、この脳の働きを改善させるために薬を服用して治療を行います。また、この薬は効果が出るまでに1〜2週間かかります。薬でのうつ治療には効果的なのですが副作用もあり、効果が出るまでの間はこの副作用を我慢する必要があります。今まではこの薬による治療が主な治療方法だったのですが、最近では脳の特定の部分に磁気刺激を与え症状を改善させる方法があります。この方法は磁気刺激治療(TMS治療)と呼ばれ、磁気刺激を与えた部分の血流が促進され脳の働きが改善しうつ病の症状を改善させるという治療方法です。向精神薬の服用に抵抗がある方、薬の副作用が心配の方、薬の効果が実感できない方にはお勧めの治療方法です。

磁気刺激治療は日本でも受けられる

磁気刺激治療はアメリカで開発された治療方法ですが、この治療は日本でも受けることができます。どこの病院でも受けられるというわけではありませんが、この磁気刺激治療ができる医療機器を導入している病院は東京都や神奈川県、愛知県や大阪府、福岡県などの病院やクリニックで導入されています。ただ、この治療法はアメリカやカナダなどでも認められている治療なのですが、日本では認証されている治療法ではないため保険の適用外です。そのため、1回の治療が5万円程度かかるようです。うつ症状改善させるための薬での治療に不安のある方、この治療を試したいと考えている方は、この治療機器が導入された病院やクリニックで相談してみてはいかがでしょうか。

うつが原因の身体面の症状

うつ病の患者さんが、一番初めに自分自身の異変に気付くのは身体に訪れる倦怠感かもしれません。 ある朝突然、ベッドから起き上がれなくなったり、身体に力が入らず動くことができなくなったりするなどの症状を訴える患者さんは非常にたくさんいます。 もっともこれらの症状はいきなり現れているわけではありません。 少し前から「身体がだるい」「疲れやすくなった」などの前兆がある場合がほとんどです。 これらの異変を感じた患者さんは精神科や心療内科でなく、内科などを受診するようです。 しかし内科での問診や検査では、実際の原因である心理的な症状が判明することはありません。 もし診察してくれた医師が心療内科の受診を勧めてくれたのなら、ぜひ素直に従って欲しいものです。

疾患を疑うべき睡眠障害

一般の人にも分かりやすいうつ病のサインはもう一つあります。 それは睡眠障害と呼ばれる症状です。 うつによって引き起こされる睡眠障害にはいくつかの種類があります。 毎夜眠ろうとしてベッドに入っても目が冴えて眠れない、眠っても途中で目が覚めてしまい以降眠る事ができない、目覚まし時計が鳴るよりもかなり早く目が覚めるなどの症状はすべて睡眠障害と認識されています。 また長時間眠っているはずなのに朝起きると疲れがとれていない、いつまでもぼんやりしてしまう、昼間にも眠くて堪らなくなるなどの自覚症状が出てきた場合は、深刻な状況に陥っていると考えて良いでしょう。 心理的な抵抗感があっても、このようなサインを逃さずに早めの対策を取る事ができれば、その後のうつ病の治療に大きな効果があがるはずです。